穏やかじゃない夜の話
病棟勤務で夜勤をされているナースちゃん達が、
必ず経験のある「穏やかじゃない夜」。
そう!The せん妄 Night!!
ナースの知り合いや恋人やご家族がいる方・・・
あまり口には出さないけど、
この「せん妄」。
結構、肉体的にも精神的にも大変なんです><
日中はあんなに穏やかだった患者さんが、
夜になると、一変!!
まさに、「ジギル&ハイド」状態!
こち亀の「本田速人」状態!!
ドラゴンボールの「ランチさん」状態!!!
もう、あらぶること、あらぶること・・・
「家に帰らせろ!!」
・・・暴れまくり、暴言吐きまくり!
「訴えてやるからな!!」
・・・話し全然通じない!!
「分かった、分かったもう寝るよ(と見せかけて・・・)」
・・・次、何するか分からない(多分患者さん本人もw)!!!
せん妄が起きる原因は、
薬の影響、
音や光で眠れない環境、
酸素が十分脳に行き渡らない状況、
疼痛、ストレス等と様々。
せん妄状態の患者さんは
①点滴などのルートは引きちぎる(青ざめます)
②強い口調で暴力的(殴られたり噛まれたりします)
③「分かったよ」と言って全然分かってないw(思わずつっこみ入れたくなりますw)
新人ナースくんは怯え、
ベテランナースさんはキレそうになってます・・・
(こっちも相当こわE~)
せん盲の対応の時、
一番やっちゃダメなのが「こちらの感情を高ぶらせてしまうこと」。
心理学の用語で言う『情動伝染』、怒りの感情を患者さんに移してしまう。
ミラーニューロンの影響で、患者さんをより一層ヒートアップさせてしまいます。
臨床の場で私が効果を感じた「せん盲の対応のポイント」は3つ。
①あくまで穏やかに相手をリラックスさせる対応(副交感神経を優位にさせる)
②音や光をシャットアウトする環境づくり
③患者さんの手の届く範囲に物が無いベッドレイアウトに変更
①では、ゆったりとした口調、優しい物言いを心がけ、
患者さんを落ち着かせるためのタッチング、深呼吸の促しを。
②では、耳栓やアイマスクの使用、可能なら医療機器をスリープモードにし、
モニターなどの消せない点灯する光には厚めのタオルを点灯部分に乗せ光が漏れないよう工夫。
③では、周囲に手に届くものをなくすことで睡眠に専念できるような環境づくり。
予期せぬファイトに遭遇する可能性のある夜勤に、
今日も向かっていくナースちゃんたち。
帰ってきたら、たくさんいたわってあげて下さいね☆
初心者だから、許してほしい。
はじめまして♪
ブログ初心者asaと申します。
今回、ブログを立ち上げようと思ったきっかけは・・・
ずばり!!
「自分の言葉を鍛えよう!」
という、熱い思いの沸き起こりからです!
ちなみに、自分の持ちネタは、
・ナースの職場のこぼれ話
・読書の感想
むぅ・・・だいぶ乏しい感じですね。。。
沸き起こり、いつまで続くのか?
最初から、かなりゆる~りとしておりますが、
どうぞ、よろしくお願いします♪